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Shellとは

kernel

OSの中核となる部分。 アプリケーションとハードウェアレベルでの実際のデータ処理との架け橋となる。 ex. プロセス管理、メモリ管理、デバイス管理、etc...

Shell

ユーザとkernelの間のやり取りを仲介するプログラム。 ユーザからの入力を、kernelに分かる形(機械語)に変換して伝え、kernelからの応答をユーザにわかる形に変換して表示する。 ユーザから見て、kernelを殻(shell)のように包んでいることからShellと呼ぶ。 CUIの形態をとるコマンドラインシェルとGUIの形態をとるグラフィカルシェルがある。

kernel_and_shell
(引用: http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~hirai/text/shell.html)

Shellへの命令

コマンドラインシェルにおいて、shellへの命令はコマンドを用いて行う。 (コマンドの実体は、実行ファイルである。)

Shellの種類

Bourne Shell

UNIXの初期バージョンから使われているデファクトスタンダードなシェル。コマンドはsh。

Bourne Shell互換

  • Bourne-Again Shell(bash) : shのオープンソース版。LinuxやUNIXでデフォルトのShellとなっていることが多い
  • Z Shell(zsh) : 最も機能が豊富なShell。様々なShellの機能を取り入れた上位互換。

C Shell

BSD向けに開発されたShell。C言語をモデルとした構文規則。スクリプト言語と言うよりは、対話用のコマンドを使うことに特化している。

C Shell互換

  • TENEX Shell(tcsh) : 富永教員が好んで使うshell。

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