@@ -47,7 +47,7 @@ Vim script の利用についてはユーザーマニュアルの41章|usr_41.tx
47
47
48
48
*Number* *Integer*
49
49
数値 32ビットまたは64ビットの符号有整数。|expr-number|
50
- 数値のビット数について有効な値が |v:numbersize| に保持される 。
50
+ ビット数は |v:numbersize| で得られる 。
51
51
例: -123 0x10 0177 0b1011
52
52
53
53
浮動小数点数 浮動小数点数。|floating-point-format| *Float*
@@ -91,7 +91,7 @@ Blob バイナリラージオブジェクト。任意のバイトシーケン
91
91
数値 -1 --> 文字列 "-1" ~
92
92
*octal*
93
93
文字列から数値への変換は最初の数字を用いて数値に変換する。16進表記 "0xf9" や 8
94
- 進表記 "017" もしくは "0o17"、2進数表記の "0b10" も認識される。(NOTE:
94
+ 進表記 "017" もしくは "0o17"、2進表記の "0b10" も認識される。(NOTE:
95
95
|scriptversion-4| を使用する場合、先頭が "0" の8進数は認識されない)。文字列が
96
96
数字で始まらない場合結果は0となる。
97
97
例:
@@ -1319,9 +1319,9 @@ number 数定数 *expr-number*
1319
1319
ダブルクォート文字を使う場合はエスケープしなければならない: "<M-\">"
1320
1320
utf-8 文字を得るためには <Char-xxxx> を使わずに、上述の \uxxxx を使う
1321
1321
こと。
1322
- \<*xxx> \<xxx> と同じように、しかし文字に含む代わりに修飾を付加する。
1323
- たとえば、"\<C-w>" は 0x17 の1文字だが、 "\<*C-w>" は 4バイトになる: 3
1324
- は修飾の CTRL で 、その後に文字の "W" 。
1322
+ \<*xxx> \<xxx> と同じように、しかし文字に修飾子を含むのではなくそれを前に付加
1323
+ する。 たとえば、"\<C-w>" は 0x17 の1文字だが、 "\<*C-w>" は 4バイトに
1324
+ なる: 3は CTRL 修飾子で 、その後に文字の "W" 。
1325
1325
1326
1326
Note "\xff" は値255の1バイトとなる。これはエンコーディングによっては無効な値か
1327
1327
もしれない。現在の 'encoding' の値に応じた文字255を得るには "\u00ff" を使う。
@@ -1768,9 +1768,9 @@ v:errors |assert_true()|のような、テスト用関数によって見つか
1768
1768
v:event 現在の |autocommand| に関する情報を含む辞書。辞書に何が入るか
1769
1769
は個々のイベントを参照。
1770
1770
この辞書は |autocommand| が終了したときに空にされる。独立した
1771
- コピーの取得方法については |dict-identity| を参照。
1772
- イベントトリガー後の情報を保持したいのであれば |deepcopy()| を
1773
- 使ってください。 例: >
1771
+ コピーの取得方法については |dict-identity| を参照。イベントト
1772
+ リガー後の情報を保持したいのであれば |deepcopy()| を使うこと。
1773
+ 例: >
1774
1774
au TextYankPost * let g:foo = deepcopy(v:event)
1775
1775
<
1776
1776
*v:exception* *exception-variable*
@@ -2556,7 +2556,7 @@ maparg({name} [, {mode} [, {abbr} [, {dict}]]])
2556
2556
mapcheck({name} [, {mode} [, {abbr}]])
2557
2557
文字列 {name}にマッチするマッピングを確認
2558
2558
mapset({mode}, {abbr}, {dict})
2559
- なし |maparg()| の結果からマッピングを復旧
2559
+ なし |maparg()| の結果からマッピングを復元
2560
2560
する
2561
2561
match({expr}, {pat} [, {start} [, {count}]])
2562
2562
数値 {expr}内で{pat}がマッチする位置
@@ -5789,8 +5789,7 @@ has({feature} [, {check}])
5789
5789
る場合1、そうでない場合0となる。これは {feature} のタイポ{訳註:
5790
5790
誤字}のチェックとデッドコードの検知に便利。古いバージョンの
5791
5791
Vim は後で追加される機能のことは知らず、現在のバージョンの Vim
5792
- は放棄された機能のことを知らないということを覚えておく必要があ
5793
- る。
5792
+ は放棄された機能のことを知らないということに注意。
5794
5793
5795
5794
|exists()|も参照。
5796
5795
@@ -6741,7 +6740,7 @@ maparg({name} [, {mode} [, {abbr} [, {dict}]]]) *maparg()*
6741
6740
"rhs" マッピングの {rhs} (入力されたまま)
6742
6741
"silent" |:map-silent| マッピングなら 1。そうでなければ
6743
6742
0。
6744
- "noremap" マッピングの {rhs} が再マップ可能なら 1。
6743
+ "noremap" マッピングの {rhs} が再マップ可能でないなら 1。
6745
6744
"script" マッピングが <script> でなされていたら 1。
6746
6745
"expr" 式マッピング (|:map-<expr>|) なら 1。
6747
6746
"buffer" バッファローカルマッピング (|:map-local|) なら
@@ -6803,19 +6802,19 @@ mapcheck({name} [, {mode} [, {abbr}]]) *mapcheck()*
6803
6802
GetKey()->mapcheck('n')
6804
6803
6805
6804
mapset({mode}, {abbr}, {dict}) *mapset()*
6806
- |maparg()| が返す辞書からマッピングを復旧する 。
6805
+ |maparg()| が返す辞書からマッピングを復元する 。
6807
6806
{mode} と {abbr} は |maparg()| を呼ぶのと同じ値である必要があ
6808
6807
る。 *E460*
6809
6808
{mode} はマッピングをセットするモードを定義するのに使い、{dict}
6810
6809
の "mode" エントリは使われない。
6811
- マッピングの保存と復旧の例 : >
6810
+ マッピングの保存と復元の例 : >
6812
6811
let save_map = maparg('K', 'n', 0, 1)
6813
6812
nnoremap K somethingelse
6814
6813
...
6815
6814
call mapset('n', 0, save_map)
6816
- < Note いくつかのモードのマップを置き換えようとする場合の覚え書
6817
- き、たとえば `:map!` とともに実施するとき、違いがある可能性が
6818
- あるので 、全部のマッピングを保存する必要がある。
6815
+ < いくつかのモードのマップを置き換えようとする場合の注意、た
6816
+ とえば `:map!` とともに実施するとき、違いがある可能性があるの
6817
+ で 、全部のマッピングを保存する必要がある。
6819
6818
6820
6819
match({expr}, {pat} [, {start} [, {count}]]) *match()*
6821
6820
{expr}がリストの場合は、{pat}にマッチする最初の要素のインデッ
@@ -6877,7 +6876,7 @@ match({expr}, {pat} [, {start} [, {count}]]) *match()*
6877
6876
'magic' をオン、'cpoptions' を空にした状態で行われる。
6878
6877
Note マッチの開始が一致することが望しく、パターンで "*" (任意
6879
6878
の数のマッチ) を使う場合、テキストにある次のマッチ数ではなく、
6880
- 0になる傾向がある 。
6879
+ 0になる傾向があるので注意 。
6881
6880
6882
6881
|method| としても使用できる: >
6883
6882
GetList()->match('word')
@@ -7098,7 +7097,7 @@ menu_info({name} [, {mode}]) *menu_info()*
7098
7097
"t" 端末ジョブ
7099
7098
"" ノーマル、ビジュアル、オペレータ待機
7100
7099
"!" 挿入、コマンドライン
7101
- {mode} を設定していないときは 、モードとして "" が使用される。
7100
+ {mode} を指定していないときは 、モードとして "" が使用される。
7102
7101
7103
7102
戻り値の辞書|Dictionary| は以下の項目が含まれる:
7104
7103
accel メニュー項目のアクセラレータテキスト |menu-text|
@@ -7120,15 +7119,15 @@ menu_info({name} [, {mode}]) *menu_info()*
7120
7119
列を返す。
7121
7120
メニュー項目の {rhs} が空の場合、"<Nop>" を返
7122
7121
す。
7123
- script {rhs}がスクリプトローカルの再マップができるな
7122
+ script {rhs} がスクリプトローカルの再マップができるな
7124
7123
ら v:true、そうでないなら v:false。
7125
7124
|:menu-script| を参照。
7126
- shortcut ショートカットキー (メニュー項目名の'&'後にあ
7127
- る文字 ) |menu-shortcut|
7125
+ shortcut ショートカットキー (メニュー項目名の '&' 後に
7126
+ ある文字 ) |menu-shortcut|
7128
7127
silent メニュー項目が <silent> 付きで作られていたら
7129
7128
v:true |:menu-silent|
7130
- submenus 名前のあるサブメニューすべてが含まれたリス
7131
- ト |List|。メニュー項目がサブメニューを持つ場合
7129
+ submenus 名前のあるサブメニューすべてが含まれたリスト
7130
+ |List|。メニュー項目がサブメニューを持つ場合
7132
7131
のみ存在する。
7133
7132
7134
7133
メニュー項目が見付からない場合は空の辞書を返す。
@@ -7754,7 +7753,7 @@ readdirex({directory} [, {expr}]) *readdirex()*
7754
7753
{expr} を評価するごとに、|v:val| にそのエントリの辞書を設定す
7755
7754
る。
7756
7755
{expr} が関数の場合はエントリが引数として与えられる。
7757
- 例として、末尾が ".txt"のファイルリストを得る場合: >
7756
+ 例として、末尾が ".txt" のファイルリストを得る場合: >
7758
7757
readdirex(dirname, {e -> e.name =~ '.txt$'})
7759
7758
<
7760
7759
|method| としても使用できる: >
@@ -7802,7 +7801,8 @@ reduce({object}, {func} [, {initial}]) *reduce()* *E998*
7802
7801
7803
7802
{initial} は初期結果値。もし無いなら、最初の {object} の項目を
7804
7803
使い {func} の最初の呼び出しは2つ目の項目から行う。{initial}
7805
- が与えられず {object} の計算の結果なくが空の場合、E998 となる。
7804
+ が与えられず {object} が空の場合、結果が計算できずエラー E998
7805
+ となる。
7806
7806
7807
7807
例: >
7808
7808
echo reduce([1, 3, 5], { acc, val -> acc + val })
@@ -8258,12 +8258,12 @@ search({pattern} [, {flags} [, {stopline} [, {timeout}]]]) *search()*
8258
8258
GetPattern()->search()
8259
8259
8260
8260
searchcount([{options}]) *searchcount()*
8261
- 'shortmess' で "S" 無しで表示されるような、最後の検索数の取得
8262
- もしくは更新をする 。'shortmess' で "S" ありの場合でも動作す
8263
- る 。
8261
+ 最後の検索数の取得もしくは更新をする。 'shortmess' で "S" 無し
8262
+ で表示されるのと同等の結果が得られる 。'shortmess' で "S" あり
8263
+ の場合でも動作する 。
8264
8264
8265
8265
辞書を返す。この辞書は前の{訳註:検索}パターンが設定されてなく、
8266
- {訳註:オプショナル引数の辞書の}"pattern" が指定されてないと空
8266
+ {訳註:オプショナル引数の辞書の} "pattern" が指定されてないと空
8267
8267
になる。
8268
8268
8269
8269
キー 型 意味 ~
@@ -8274,15 +8274,15 @@ searchcount([{options}]) *searchcount()*
8274
8274
total |Number| 見付けたマッチのトータル数
8275
8275
incomplete |Number| 0: 検索が完了した
8276
8276
1: 再計算がタイムアウトした
8277
- 2: 最大値を超えた
8277
+ 2: 最大数を超えた
8278
8278
8279
8279
{options} についてはさらに以下を参照。
8280
8280
8281
8281
|n| や |N| を押下したときの最後の検索カウントを取るには、この
8282
8282
関数を `recompute: 0` で呼ぶ。|n| と |N| の最大カウントが 99
8283
8283
であるため、時として正しくない情報を返すことがある。もし 99 を
8284
8284
超える時は結果が最大カウント+1(100)でなくてはならない。もし正
8285
- しい情報を習得したいのであれば 、`recompute: 1` を指定する: >
8285
+ しい情報を取得したいのであれば 、`recompute: 1` を指定する: >
8286
8286
8287
8287
" 多量にマッチする場合、 result == maxcount + 1 (100)
8288
8288
" になる
@@ -8297,9 +8297,9 @@ searchcount([{options}]) *searchcount()*
8297
8297
if empty(result)
8298
8298
return ''
8299
8299
endif
8300
- if result.incomplete ==# 1 " timed out
8300
+ if result.incomplete ==# 1 " タイムアウト
8301
8301
return printf(' /%s [?/??]', @/)
8302
- elseif result.incomplete ==# 2 " max count exceeded
8302
+ elseif result.incomplete ==# 2 " 最大数を超過
8303
8303
if result.total > result.maxcount &&
8304
8304
\ result.current > result.maxcount
8305
8305
return printf(' /%s [>%d/>%d]', @/,
@@ -8314,13 +8314,13 @@ searchcount([{options}]) *searchcount()*
8314
8314
endfunction
8315
8315
let &statusline .= '%{LastSearchCount()}'
8316
8316
8317
- " もしくは 'hlsearch' のときにカウントを表示したいので
8318
- " あれば
8317
+ " もしくは 'hlsearch' がオンのときのみカウントを表示し
8318
+ " たいのであれば
8319
8319
" let &statusline .=
8320
8320
" \ '%{v:hlsearch ? LastSearchCount() : ""}'
8321
8321
<
8322
- もしまた検索カウントを更新したいのであれば 、|CursorMoved| か
8323
- |CursorMovedI| の autocommand を使うのが便利です : >
8322
+ もし検索カウントの更新もしたいのであれば 、|CursorMoved| か
8323
+ |CursorMovedI| の自動コマンドを使うのが便利である : >
8324
8324
8325
8325
autocmd CursorMoved,CursorMovedI *
8326
8326
\ let s:searchcount_timer = timer_start(
@@ -8334,14 +8334,13 @@ searchcount([{options}]) *searchcount()*
8334
8334
endfunction
8335
8335
<
8336
8336
また、カレントバッファで "pattern" を使い指定パターンにマッチ
8337
- したテキストのカウントを使いたいなら : >
8337
+ したテキストのカウントを使いたいのならば : >
8338
8338
8339
8339
" このバッファでの '\<foo\>' のカウント
8340
- " (Note 検索カウントもまた更新されます )
8340
+ " (Note 検索カウントもまた更新される )
8341
8341
let result = searchcount(#{pattern: '\<foo\>'})
8342
8342
8343
- " 古いパターンの古い検索カウントに戻すには再度検索しま
8344
- " す
8343
+ " 古いパターンの古い検索カウントに戻すには再度検索する
8345
8344
call searchcount()
8346
8345
<
8347
8346
{options} は辞書でなくてはならない。これらを含められる:
@@ -10579,8 +10578,6 @@ winlayout([{tabnr}]) *winlayout()*
10579
10578
:echo winlayout(2)
10580
10579
['col', [['leaf', 1002], ['row', [['leaf', 1003],
10581
10580
['leaf', 1001]]], ['leaf', 1000]]]
10582
- " 水平に分割された 3 つのウィンドウで、かつ真ん中の
10583
- " ウィンドウが 2 つのウィンドウに垂直に分割されている
10584
10581
<
10585
10582
|method| としても使用できる: >
10586
10583
GetTabnr()->winlayout()
@@ -10842,7 +10839,7 @@ gui_gnome Gnomeサポート(gui_gtkも定義される)
10842
10839
gui_gtk GTK+のGUIが有効である
10843
10840
gui_gtk2 GTK+ 2のGUIが有効である (gui_gtkも定義される)
10844
10841
gui_gtk3 GTK+ 3のGUIが有効である (gui_gtkも定義される)
10845
- gui_haiku Haiku のGUIが有効である
10842
+ gui_haiku HaikuのGUIが有効である
10846
10843
gui_mac マッキントッシュのGUIが有効である
10847
10844
gui_motif MotifのGUIが有効である
10848
10845
gui_photon PhotonのGUIが有効である
@@ -12060,7 +12057,7 @@ text...
12060
12057
は認識しにくいため、使用するべきでない。
12061
12058
12062
12059
このコマンドでは、"|" は式の一部として扱われるため、
12063
- "|" と他のコマンドを扱えない 。
12060
+ "|" と他のコマンドを後ろに置けない 。
12064
12061
12065
12062
*:exe* *:execute*
12066
12063
:exe[cute] {expr1} .. {expr1}の評価結果の文字列をExコマンドとして実行する。
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